ナミ×ビビ
“ナミさん、ここなんだけど・・この海図の見かた教えてほしいの。”
そんな風に上目使いでアンタに頼まれたら誰だって断れるはずないじゃない。
まったく無意識とは言え、そういう表情見せるのはあたしだけにして欲しいわね。
ふふ、なんて・・・こんな事をあたしが考えてるなんて知ったら驚くかしらねぇ?
でも仕方ないじゃない?アンタってばこのあたしが思わず
“守ってあげたくなっちゃう”
それくらい儚げで可愛くてどうしようもないくらい大切なんですもの。
そこんトコ気付いてるのかしらね・・?あたし達の可愛いお姫さま。
航海日誌を書いてる時にこんな事思い出しちゃうのは机の引出しに入ってる
アンタの国への永久指針を見掛けたからかしら?
ねぇ、永久指針は今でもずっとアンタを示してる・・・
ん〜、今日も天気良好!空気、風、そして空、共に問題無し。
眩しいくらいの日差しは空色の髪のお姫さまを祝うのにピッタリね!!
あたしの・・あたし達の大切なビビ、生まれてきてくれてありがとう・・・。